【キャンプ場レビュー】千葉・森のまきばオートキャンプ場|東関東で希少な芝生フリーサイト、翌15時アウトの贅沢
「東関東でオートキャンプのフリーサイトってどこ?」と調べると、思ったより選択肢がないことに気づきます。区画サイトが主流の中、好きな場所にテントを張って自由にレイアウトを組める場所は本当に貴重です。
千葉県袖ケ浦市にある森のまきばオートキャンプ場は、かつての牧場跡地を活かした広大な芝生のフリーサイト。都心から1時間圏内でこの開放感は、なかなか他では味わえません。チェックアウトは翌15時。1泊でも約29時間滞在できるこの時間設定が、ここを選ぶ大きな理由のひとつです。
こんな方に読んでほしい記事です。
- 東関東エリアで車乗り入れ可能なフリーサイトを探している方
- 森のまきばオートキャンプ場の設備やトイレの実態を知りたい方
- チェックアウト時間に余裕のあるキャンプ場を探している方
- お腹が弱くてトイレ環境が気になる方
森のまきばオートキャンプ場の基本情報
※以下は2026年2月時点の情報をもとにしています。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県袖ケ浦市林562-1-3 |
| 電話 | 0438-75-2966 |
| チェックイン | 10:00〜16:00 |
| チェックアウト | 翌15:00 |
| サイト | 芝生フリーサイト(車乗り入れ可) |
| 決済 | 現金のみ(場内ATMなし) |
支払いは現金のみです。 場内にATMはないので、入場前に準備を。車で約3分のローソンにATMがあるので、そこで下ろしてから向かうのが確実です。
料金(2026年2月時点)
※ハイシーズン:ゴールデンウイーク・9月・10月・11月連休
宿泊料金(オートキャンプ・1泊2日 10:00〜翌15:00)
| 項目 | 通常料金 | ハイシーズン |
|---|---|---|
| 大人(中学生以上)1名 | 2,300円 | 2,600円 |
| 小人(3歳以上)1名 | 1,200円 | 1,400円 |
| ペット(犬)1頭 | 500円 | 500円 |
| 自動車 1台 | 500円 | 500円 |
| バイク 1台 | 300円 | 300円 |
デイキャンプ料金(10:00〜15:00)
| 項目 | 通常料金 | ハイシーズン |
|---|---|---|
| 大人(中学生以上)1名 | 900円 | 1,000円 |
| 小人(3歳以上)1名 | 700円 | 800円 |
| ペット(犬)1頭 | 300円 | 300円 |
| 自動車 1台 | 200円 | 200円 |
| バイク 1台 | 100円 | 100円 |
場内販売・使用料(売店 8:00〜17:00 ※平日と休日で閉店時間に差あり)
| 項目 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| AC電源 | 1,500円 | 1サイト10A(1000W)まで。すぐ埋まるので早めの予約を |
| シャワー | 300円/5分 | 24時間利用可能 |
| 炭(3kg) | 850円 | 売店にて |
| 薪 | 700円 | 売店にて |
| 着火剤 | 370円 | 売店にて |
一般的なキャンプ場のチェックアウトは10〜11時が多い中、ここは翌15時まで滞在できます。1泊でも約29時間。テントを乾かしてから昼食を済ませても余裕で撤収できる、この時間設定は本当にありがたいです。
注意事項
- 21時以降は車の出入り不可。買い物は早めに
- 電源付き区画サイトは数に限りがあり、すぐ埋まります
設備レビュー
トイレ
格付け:○ 普通
腹痛キャンパー採点表
お腹が弱いソロキャンパーとして、「キャンプ場のトイレ」を独自の基準で採点しています。
| 項目 | 点数 | コメント |
|---|---|---|
| 多さ | ★5/5 | 場内4拠点。拠点間の距離はあるが、複数あることの安心感は大きい |
| 清潔さ | ★2.5/5 | 公園レベル。掃除はされているが設備が古め |
| 設備 | ★3/5 | 温水洗浄なし。暖房便座はあるが設定温度が低く、冬はひんやり |
| 総合 | ★3.5/5 | 拠点数の多さに救われる。緊急時に「別のトイレに移動する」選択肢があるのは心強い |
トイレは場内4拠点に分かれていて、すべて男女別、各拠点に複数個室があります。
お腹が弱いキャンパーにとって「4拠点」は地味に重要です。急を要するときに最寄りが混んでいても、別の拠点に移動できる安心感があります。ただし拠点間には距離があるので、ギリギリにならないよう早めの判断が必要です。
全個室に暖房便座が完備されていますが、温水洗浄はありません。暖房便座の設定温度は低めで、冬はひんやりします。清潔感は「公園のトイレ+α」程度。掃除は行き届いていますが、設備自体が古めです。
サイト
だだっ広い芝生に好きな場所を選んで自由に設営できます。車の乗り入れも可能なフリーサイトは、東関東エリアでは本当に珍しい存在です。
設営前に必ず確認したいのが傾斜です。 場内の大半は緩やかな斜面になっており、フラットなエリアはごく一部で競争率が高め。斜面を無視して設営すると寝ている間に端へ寄り続けます(経験談)。傾斜の向きと寝床の方向を必ず確認してから設営することをおすすめします。
なお、入口から右奥のエリア(ドッグランそば)は牧場だった名残りか、ふとした瞬間に獣系の臭いがふわっと漂ってくることがあります。気になる方はエリア選びの参考にしてください。

炊事場
炊事場は場内5拠点に設置されています。一部の拠点ではお湯が出ますが、お湯が出ない拠点もあります。
サイト奥のエリアには炊事場が近くにない箇所もあるため、設営場所を決める際はトイレだけでなく水場との距離もあわせて確認しておくと安心です。
シャワー
300円/5分で24時間利用可能です。温泉がやや遠い(車で15〜20分)立地なので、シャワーで手軽に済ませるか、撤収後に足を延ばして温泉に立ち寄るか、どちらかになります。
その他
ゴミ回収: 分別回収(無料)に対応しています。ガス缶・金網・不燃物は持ち帰りです。
ドッグラン: 場内にドッグランが設けられています。利用料は大人150円・犬1頭250円(2時間まで)。
音環境
基本的に静かです。遠くから車の走行音がわずかに聞こえる程度で、頻繁ではありません。
稀に暴走族が通ることがあり、深夜に突然大きな音が響くことがありますが、一時的なものでさほど気になるほどではありませんでした。
周辺施設
温泉
| 施設名 | 特徴 |
|---|---|
| 天然温泉 湯舞音 袖ケ浦店 | 車で約15〜20分。露天・サウナあり。撤収後に寄りやすい |
| かずさのお風呂屋さん | 車で約20分。ランドリー完備。平日620円〜 |
温泉がやや遠いのは正直惜しいところです。撤収後に少し足を延ばすか、場内のシャワーで済ませるかの二択になります。
買い出し
車で約3分のローソンが最寄りのコンビニです。ATMもあるので、現金の準備もここで済ませられます。
まとめ・総評
こんな方に向いているキャンプ場です
- 東関東で車乗り入れ可能なフリーサイトを探している
- 好きな場所にテントを張って、自由にレイアウトを組みたい
- チェックアウトに余裕がほしい(翌15時まで)
- お腹が弱いのでトイレが複数拠点にあると安心
注意が必要な点
- 場内に傾斜があるため、設営場所の選定には注意が必要です
- 支払いは現金のみ。ATMは場内にありません
- 温泉は車で15〜20分。近いとは言えません
東関東でオートキャンプのフリーサイトを探すと選択肢がかなり限られます。その中で「好きな場所にテントを張り、自由にレイアウトを考える」体験ができるこのキャンプ場は、個人的にお気に入りのひとつです。
翌15時アウトは使ってみると本当にありがたく、撤収・乾燥をゆっくり進めながら昼食まで余裕を持って過ごせます。斜面への配慮は必要ですが、それを含めても来る価値は十分にあると感じています。
森のまきばオートキャンプ場 千葉県袖ケ浦市林562-1-3 TEL:0438-75-2966
滞在記
今回は前回強風で2泊目を断念した苦い記憶のリベンジ。さらに、ずっと使いたかった新幕のデビュー戦も兼ねて、有給を使って平日から入る2泊3日の行程です。最近休んでキャンプに行きすぎてそろそろ怒られそうですが、それはまた別の話。
1日目(平日):リベンジ開幕と新幕デビュー
昼頃に到着。曇りがちでしたが、しばらくすると晴れてきて、冬装備で来た身としては暑いくらいの陽気でした。
今回の主役は韓国発のエアフレームシェルター、BRUNSKYLE TF1740。日本ではまだあまり情報が出回っていないエアテントで、被りにくいのがいいところです。
購入の経緯や開封時の話はこちらにまとめています。
エアを入れるだけで立ち上がる仕組みですが、初張りで快適なレイアウトを模索しながら先述の斜面への対応も考えていたら、気づけば2時間が経っていました。それでも、だだっ広い草原にお気に入りのテントがひとつ立つ景色には、なんとも言えない満足感がありました。

平日は周囲との距離が十分に取れて、静かな時間を快適に過ごせます。これが平日キャンプの最大の贅沢だと思っています。

夜は想定以上に冷えました。予報では4℃前後のはずでしたが、実際は氷点下まで冷え込み、幕内でも1℃を記録。晴天時の放射冷却の威力を改めて実感しました。翌朝8:30には幕内が12℃まで急回復したので、太陽の力も侮れません。冬の晴天時は防寒を多めに用意することをおすすめします。
場内の明かりはほとんどなく、寝る前にふと外を見ると満天の星。しばらく眺めていたら流れ星が視界を横切りました。久々に「あ、流れ星だ」と声が出ました。
2日目(土曜):賑わいと夜の星空
朝からビールを開けて二度寝。2泊の醍醐味はここにあります。
土曜日とあってキャンパーが増えましたが、サイトが広大なためぎゅうぎゅうになる感覚はありません。日が暮れてくると各々のテントにランタンが灯り、焚き火や薪ストーブの炎が揺れ、夜の斜面がカラフルに染まります。適度な距離を保ちながらこの景色を眺めつつ散歩するのが好きな時間です。

