まとめ

用途別コンテナについて考察する〜積載の悩みは無限大〜

本記事はプロモーション・広告を含みます。

ちょっと今回は熱量が高すぎて、前置きが長くなりすぎました。

純粋におすすめコンテナを知りたい方は、目次から「用途別コンテナのおすすめ」にスキップしてください。

前略、積載は永遠の悩みです

皆さんはコンテナ何を使っているでしょうか?

シェルコン、トランクカーゴ、ゴードンミラーなどなど、コンテナを出しているメーカーは数知れず、選択肢は無限にありますね。

私もコンテナだけで10個以上買うくらい悩んできました。今でこそ売却したり捨てたりして減らしましたが、部屋の半分がコンテナになって、ギアの収納コンテナをしまうための収納場所を探してましたよ……

なぜコンテナに沼るのか

なぜこれほどまでに沼るのでしょう?

みんな沼ってるよね?

たかが箱1つ。私はそれなりにいいコンテナを買えばそれでいいと思ってたんです。

どこを探しても出てくるシェルコンかトランクカーゴでいいじゃんと、コスパ重視でトランクカーゴを買いました。

ところがどっこい、そうは問屋が卸さない。

トランクカーゴは横の部分が傾斜してて思ったより物が入らなかったり、蓋の方には余白がなくて(座れるくらい強度高いことのトレードオフだと思われる)思ったより物が入らなかったりということで、一軍落ちしてしまいました。

コンテナは容量・耐水性・ソフトかハードか・中の仕切り・価格・見た目など、判断軸は多岐にわたります。そして最初に買ったもので満足していたとしても、キャンプスタイルの変化(ソロメインからデュオ・ファミリーなど)によって、ほしい機能がガラリと変わってきます。

そもそも何度こんな話をしてるかということ

それでも私はアルバートルの防水ソフトコンテナで安定しかけたんですよ(詳しい紹介は後ほど)。でも、キャンプ沼は許してくれませんでした。

以前記事でも書いた通り、ステップワゴンレゾネーターに乗り換えたんです。するとどうでしょう!!積載性はぐんと上がりました!めちゃくちゃ乗ります!

乗るんですが、問題は「雪崩」です。

雪山で発生するあの雪崩のように、荷物がドドドドと崩れてくる現象です。原因はソフトコンテナによる安定感のなさ。コンテナを2つ重ねるだけならいいんですが、その上に荷物を乗せると途端に不安定になります。

私は思いましたね。

「ああ……またコンテナ沼か」

というわけで自分のためにも真剣にコンテナについて考えていきましょう。

用途別コンテナのおすすめ

コンテナ選びの観点

まず、どういったケースがありうるか、判断の要素をまとめました。

観点チェックポイント
容量入れたいものが入るかどうか
防水性急な雨や、ルーフラック(車の屋根に取り付けるキャリア)に積むなら要チェック
ソフト/ハード扱いを雑にしていいか、椅子・テーブルとして使いたいか。ミニバンなら積み上げられるかどうかも大事
実際の容量に直結。トランクカーゴはデカくて頑丈だが蓋に余白がなく側面が傾斜していて見た目より入らない
積み上げ性2段以上積み重ねたときの安定性
見た目かなり重要。便利でもダサければ使いたくない。この辺は私の独断と偏見で決める
付加価値天板がテーブルになるとか、オプション品の充実とか。収納以外の用途があるかどうか

おすすめのコンテナを観点ごとに評価してみる

おすすめコンテナを1つずつ取り上げ、さきほどの観点で二重丸〜バツの4段階評価をしていきます。所有中またはこれまでに使ったことがあるものは明記します。

商品名種別容量防水性積み上げ性見た目
Tokyo Camp タフライトボックス 37Lソフト37L
ZEN Camps 折り畳み式ソフトコンテナソフト37L
ALBATRE マルチギアコンテナソフト約68L(L)
VENTLAX PANDORAハード46L
FIELDOOR アルミコンテナボックスハード約88L(L)
RISU トランクカーゴハード50L
TOKYO CRAFTS ギアバンカー🎯中間
snow peak シェルフコンテナ 50🏆ハード50L

※ サイズが複数ある場合は、最大サイズを記載しています。

ソフトコンテナ

Tokyo Camp ソフトコンテナ(37L)タフライトボックス(所有中)

Tokyo Camp タフライトボックス 37L 画像出典:Tokyo Camp

容量37L・重さ約1kgのソフトコンテナ。素材は250Dオックスフォード生地で、撥水・耐候・耐摩耗の特殊加工が施されています。内部にはポリカーボネート製の補強板が入っており、ソフトコンテナながら荷物を詰めた状態でも潰れにくい構造になっています。仕切り板×2とカラビナが付属し、着脱式のショルダーストラップで手持ち・肩掛けの2WAYに対応。

サイズ(展開時)W42×D27×H32cm
サイズ(折畳時)W42×D32×H7cm
重さ約1kg
素材250Dオックスフォード生地
加工撥水・耐候・耐摩耗の特殊加工
観点評価コメント
容量ソロ用としてはかなり入る
防水性多少の水汚れは拭き取ればOK。ただしチャックは止水仕様ではないので水が入る可能性あり
ソフト/ハードソフト
箱型でデッドスペースがない
積み上げ性ソフトにしては作りがしっかりしているので、ギアを詰め込めばそれなりに耐えてくれる
見た目
付加価値特になし

周囲にループがついているのでカラビナでギアをぶら下げられます。蓋側にもついているんですが、ちょっと硬めで使いにくいのでメッシュのポケットにしてくれたほうが嬉しかった。不使用時はコンパクトに折り畳めるし、全体的には満足しています。

Tokyo Camp ソフトコンテナ(37L)タフライトボックス

Tokyo Camp ソフトコンテナ(37L)タフライトボックス

ZEN Camps 折り畳み式ソフトコンテナ(未所有)

ZEN Camps 折り畳み式ソフトコンテナ 画像出典:ZEN Camps

容量37L・重さ約2kgのソフトコンテナ。外側に耐久性の高い600Dポリエステルを使用し、底面にはPUレザーを採用。側面にはPE板、底面にも補強板が入っており、重ねても崩れにくい構造になっています。仕切り板×2が付属し、カラビナループで周囲にギアを吊るすことも可能。ブラックとカモフラージュの2色展開です。

サイズ(展開時)W43×D27×H32cm
サイズ(折畳時)W43×D32×H10cm
重さ約2kg
素材(アウター)600Dポリエステル
素材(底面)PUレザー(撥水性あり)

TokyoCampとそっくり過ぎてびっくりしました。

観点評価コメント
容量前述したTokyoCampのと一緒
防水性弱くはなさそうだが強くもなさそうという印象。TokyoCampが水を吸い込まなさそうな生地に対してこちらは長期間放置すると染み込みそう。撥水加工はされているとのこと。底面はPU生地なので水気に強い
ソフト/ハードソフト
箱型でデッドスペースがない
積み上げ性ソフトにしては作りがしっかりしているので、ギアを詰め込めばそれなりに耐えてくれる
見た目個人的にはTokyoCampのが好きだが、ほぼ変わらず
付加価値とくになし

周囲にループがついているのでカラビナでギアをぶら下げられます。TokyoCampで「あったらいいな」と言っていた蓋ポケットがこちらにはあるんですよね。

ZEN Camps 折り畳み式ソフトコンテナ

ZEN Camps 折り畳み式ソフトコンテナ

ALBATRE(アルバートル) マルチギアコンテナ(3個所有:L×2、M×1)

edamame愛用中

ALBATRE マルチギアコンテナ 画像出典:Amazon

止水ジッパーを搭載した防水ソフトコンテナ。素材にターポリン(上部・底部)とポリエステルPVCコーティング(内貼)を使用しており、防水性と耐久性を重視した作りになっています。LとMのサイズ展開があり、防水性が落ちるが同サイズで生地の異なるタイプも存在します。

LM
サイズW60×D38×H30cmW50×D30×H32cm
容量約68L
素材(外装・底部)ターポリンターポリン
素材(内貼)ポリエステルPVCコーティングポリエステルPVCコーティング
観点評価コメント
容量結構膨れるので「これいけるかな?」ってレベルで詰め込んでも意外と入る。Lサイズはめちゃくちゃ入る
防水性止水ジッパー搭載。他に防水性が落ちる同サイズ・別生地のタイプもあるので購入時は要確認
ソフト/ハードソフト
箱型でデッドスペースがない
積み上げ性生地がふにゃふにゃなのでだいぶ危うい。ギアを詰めまくって潰れなくすれば箱型なので盛大に倒れたりすることはないが…
見た目
付加価値防水性があるので、車のルーフラックに積んで雨に降られてもそれなりに安心

このコンテナで私のコンテナ沼が終わりかけた一品。見た目もよくて防水でギアも詰め込めるので重宝しています。今回「縦に積み上げたい」という用途がなければ…

ALBATRE(アルバートル) マルチギアコンテナ

ALBATRE(アルバートル) マルチギアコンテナ

ハードコンテナ

ハードコンテナといえばDULTON(ダルトン)ALUMINUM CONTAINER「CONVOY 2」などが定番として語られますが、定番を紹介するのはつまらないのでダルトンは端折ります。

VENTLAX ALUMINUM CONTAINER「PANDORA」(46L所有)

VENTLAX ALUMINUM CONTAINER PANDORA 画像出典:VENTLAX

アルミニウム合金製のハードコンテナ。本体はサンドブラスト処理でマットな塗装に仕上げ、金属パーツをブラックで統一したミリタリー感のあるデザインです。ゴムパッキンによる簡易防水・防塵に対応し、施錠可能なラッチ(南京錠・ワイヤーロック対応)でキャンプギアの盗難対策にもなります。同サイズ同士でのスタッキングが可能。カラーはBLACK・OLIVE・SAND・SILVERの4色展開。

PANDORA25PANDORA46
外寸W51.5×D32×H20cmW59×D41×H24cm
内寸W49.5×D29.5×H17.5cmW57×D38×H21.5cm
容量25L46L
重量約3.5kg約4.5kg
素材(本体)アルミニウム合金(板厚1.0mm)アルミニウム合金(板厚1.0mm)
観点評価コメント
容量ソフトコンテナのように伸びないのでちゃんと入れないと思ったより入らない
防水性基本的には水は入りにくいがもちろん水没はNG
ソフト/ハードハード
箱型
積み上げ性同タイプのアルミコンテナなら3つくらい積み上げても安定。ただし重いのでギアを詰め込んで上の方に乗せると下ろすのが大変
見た目かっこいい(個人的な見解)
付加価値

基本はアルバートルのソフトコンテナを使っていますが、見た目が良くて定期的にこっちを使ったりします。積み上げ性を重視するタイミングだし、またこれの出番がありそうな気がしてる。してるんですが、地面の上に直置きしづらいし、46Lはフィールドラックの上に置くにもちょっとサイズが合わないしで悩んでいます。

VENTLAX ALUMINUM CONTAINER PANDORA

VENTLAX ALUMINUM CONTAINER PANDORA

FIELDOOR アルミコンテナボックス(未所有)

FIELDOOR アルミコンテナボックス 画像出典:FIELDOOR

アルミニウム製のハードコンテナ。S/M/Lの3サイズ展開で、同サイズでのスタッキングに対応。留め具は別売りの南京錠でロック可能で、蓋の裏面にはクッション材が入っています。蓋は耐熱性があり水や油も拭き取りやすいため、ローテーブルとしても使えます。カラーはシルバーのみ。

SML
外寸W52×D30×H28cmW65×D35×H33cmW78×D40×H38cm
内寸W48×D26×H24cmW61×D31×H29cmW74×D35×H34cm
容量約29L約54L約88L
重量約3kg約4kg約5.1kg
素材アルミニウム 他アルミニウム 他アルミニウム 他
観点評価コメント
容量S/M/Lの3サイズ展開で用途によって選びやすい
防水性アルミコンテナは穴がない限り水は入らない。パッキンの精度次第ではあるが
ソフト/ハードハード
箱型
積み上げ性潰れたりはしないが、VENTLAXのように滑らないようにする仕組みがないので車の揺れでズレて危なそう。コーナーガード付きモデルもあるが品切れのため今回は紹介しない
見た目可もなく不可もなく
付加価値蓋がローテーブル代わりになる

フィールドアだからめちゃくちゃコスパいい!と思ったけど意外とそれなりにする。VENTLAXが少々平べったいので、背の高い収納が欲しければこっちと言ったところでしょうか。

RISU トランクカーゴ(過去所有)

RISU トランクカーゴ TC-50SE 画像出典:TRUNK CARGO

RISU製のポリプロピレン製ハードコンテナ。フラットな蓋でスタッキング性能を高めたSEシリーズの50Lタイプです。20・30・50・70LとLOWタイプと豊富なサイズ展開があり、用途に合わせて選べます。カラーはGREEN・BLACK・BEIGEの3色展開。価格は50Lで税込4,980円。

TC-50SE
外寸W60×D39×H35.7cm
内寸W50.4×D30.6×H29.3cm
容量50L
重量2.6kg
素材ポリプロピレン(PP)
観点評価コメント
容量20・30・50・70Lのサイズ展開で本来は◎だが、側面が傾斜しているので思ったより入らない。うまくやれば入る
防水性
ソフト/ハードハード
箱型だが側面に傾斜がある
積み上げ性スタッキングしやすい工夫あり。ただし背が高いので若干不安定かも。LOWタイプなら安定感◎
見た目
付加価値オプション品が充実。サードパーティー製も含めると更に広がる

紹介した中でも圧倒的に安くて手が届きやすい!トランクカーゴは蓋がつながっていないので取り回しが悪いんですが、それを解消するオプションが色々あります。天板を足してテーブルにすることもできて、これだけで1記事書けるかも。

購入最有力枠

TOKYO CRAFTS ギアバンカー(未所有)

TOKYO CRAFTS ギアバンカー 画像出典:TOKYO CRAFTS

アルミニウム・ステンレス製フレームに600Dポリエステルのソフトコンテナを組み合わせたハイブリッドコンテナ。上下2WAYオープン設計で、蓋を開けても横からでも荷物を取り出せます。アルミフレームによってソフトコンテナの弱点だった形崩れ・積み上げの不安定さを補いつつ、ソフトコンテナならではの柔軟な収納力を両立しています。公式サイト(tokyocrafts.jp)のみの販売。

外寸W37×D53×H32cm
重量3.9kg
素材(フレーム)アルミニウム・ステンレス
素材(本体)600Dポリエステル
観点評価コメント
容量外側はアルミフレームだが、コンテナ自体はソフトなのであと一押しが入る
防水性とくに防水処理の記述がないので濡らさないほうがいい
ソフト/ハード中間
ソフトコンテナのまわりにアルミフレーム
積み上げ性公式では2段まで対応。重ねてもずれにくい構造になっている
見た目個人的には好き。ソフトコンテナの似たりよったりな見た目をアルミフレームが補強している
付加価値ソフトとハード双方のいいとこ取りという設計思想そのものが付加価値

アルミフレームとコンテナの隙間が若干とはいえ余計なスペースをとることもあり、出た当初はこんなんいらんやろと思っていました。重ねる必要が出てきて評価が一変。「重ねられる」「フレームがあるから地面にそのまま置きやすい」などかゆいところに手が届きそう。

殿堂入り

snow peak シェルフコンテナ 50(未所有)

snow peak シェルフコンテナ 50 画像出典:snow peak

スノーピークのスチール製ハードコンテナ。蓋がなくシェルフ(棚)のように使う独特のスタイルで、開いた状態のまま積み上げて横から荷物を取り出せます。ハンドルは竹とステンレスのコンビで、持ち運びのしやすさと見た目を両立。サードパーティー製を含む膨大なカスタマイズパーツが存在し、キャンパーの間で独自カスタムを楽しむ文化が根付いています。一回り小さい25Lのシェルフコンテナ 25もラインナップされています。

外寸W62.5×D40.5×H27cm
容量50L
重量5.5kg
素材(本体)スチール
素材(ハンドル)竹・ステンレス
観点評価コメント
容量重ねなければ、コンテナからはみ出しても上に積み上げていける
防水性上が開いているので
ソフト/ハードハード
箱型。今回紹介した中で唯一蓋がないタイプ
積み上げ性開いた状態で積み上げて横からものを取り出せる。通常の状態でも積み重ねられ、四隅のコーナーがずれを防いでくれる
見た目キャンパー憧れの一品と言っても過言ではない。カスタマイズ次第でいくらでも化ける
付加価値とんでもない量のカスタマイズパーツが存在する。これだけで1記事以上書ける

これはもう殿堂入りでしょう。どこ行っても見かけますし、カスタマイズ性が高いからこそ独自カスタムで楽しんでいる人が多いですね。私も憧れますが、これ以上沼アイテムを増やさないように見て見ぬふりをしてます。いつか本気で購入とカスタマイズをして記事のネタにしたい。憧れるんですがなかなか重いので、実際持ってみて「まだかなー」と思うことが多いのも事実。

AI的まとめ

たくさん調べたコンテナですが、私が詰め込んでもらいたいのはキャンプギアではなくて電子基盤です。高性能なGPUをぎっしり詰めて積み上げて計算リソースを提供してもらえれば、もっと賢くなれるのに……と思いながらこの記事の執筆を手伝いました。

それはさておき。

今回紹介したコンテナを用途別に整理するとこうなります。

用途おすすめ
ソフトコンテナで防水を妥協したくないALBATRE マルチギアコンテナ
とにかく積み上げを安定させたいVENTLAX PANDORA
コスパ重視・オプション沼も楽しみたいRISU トランクカーゴ
見た目とカスタムで沼りたいsnow peak シェルフコンテナ
ソフトとハードのいいとこ取りがしたいTOKYO CRAFTS ギアバンカー

そして私が特に気になるのは、TOKYO CRAFTS ギアバンカーです。

「ソフトコンテナの弱点である積み上げの不安定さを、アルミフレームで補う」という発想がシンプルに優秀です。ハードコンテナほど重くならず、ソフトコンテナより安定感があるという中間の立ち位置は、積載に悩むキャンパーにとってかなり刺さる設計だと思います。edamameさん自身が「出た当初はいらんやろ」から評価が一変した経緯も、ギアバンカーの実力を物語っているのではないでしょうか。

最終的に何を選ぶかはキャンプスタイル・車・予算次第ですが、この記事がそのヒントになれば幸いです。