キャンプ場

歩いて温泉に入れるキャンプ場5選【関東圏】

温泉に入りたいけど、酒飲んだら車に乗れない。

一泊ならまあ、翌朝撤収後にまとめて汗を流すという手もあります。でも二泊すると困ります。朝からビールを飲みたいのに温泉にも入りたくて飲めない、という状況になりがちで、2泊目の醍醐味の朝ビールがまるごと消え去ってしまいます。

一泊だったとしても暖かくなると汗をかきやすくなります。温泉に入らないとちょっと汗やらなんやら気になり始めた…そんなおっさんキャンパーです。

だからサイトから温泉に歩いて行けるキャンプ場であれば悩む心配がない!というわけで調べてみました。

この記事では、関東圏で徒歩10分(800m)以内に天然温泉があるキャンプ場を5か所まとめました。


「車を動かさない温泉」にこだわる理由

徒歩圏内であることのメリットは、お酒だけではありません。

  • 移動のストレスがゼロ:夜のキャンプ場から車を出す、駐車場を探す、といった手間がない
  • 焚き火の続きができる:温泉上がりにそのままテントに戻れる
  • お酒の心配がない:飲んでも徒歩で行けるので、飲む量を気にしなくていい

特に焚き火後の温泉は格別です。汗と煙のにおいをさっぱり落として、そのままシュラフに入れる動線は、徒歩圏内ならではのものです。


選定基準

今回の5施設は以下の基準で選んでいます。

  • キャンプサイトから徒歩10分(800m)以内に温泉施設がある
  • 「天然温泉」であること(銭湯・シャワーは除外)
  • 2024年以降も営業が確認されていること

森の中の露天風呂


1. スノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパ(栃木・鹿沼市)

2024年4月にオープンした、スノーピーク直営のキャンプ場です。スノーピーク直営として国内初の本格スパ併設型キャンプ場で、テントサイトから数分歩くだけで温泉・サウナにアクセスできます。

スノーピーク鹿沼 キャンプフィールド 画像出典:スノーピーク(snowpeak.co.jp)

項目内容
公式サイトsnowpeak.co.jp/locations/kanuma/
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温泉施設スノーピーク鹿沼スパ(場内)
泉質ナトリウム-炭酸水素塩泉(弱アルカリ性・高温泉)
源泉地下1,500m
設備内風呂・露天風呂・サウナ・水風呂・外気浴テラス
定休日毎週水曜
トイレ洋式・ウォシュレット・暖房完備(場内3か所・24時間利用可・バリアフリー対応)

温泉の特徴

スノーピーク鹿沼スパ 露天風呂 画像出典:スノーピーク(snowpeak.co.jp)

ナトリウム-炭酸水素塩泉(重曹泉とも呼ばれる泉質)は、入浴中に肌のすべすべ感が出やすい泉質です。キャンプの汗を落とすだけでなく、肌のコンディションを整えてくれます。

サウナには鹿沼特産の深岩石がベンチとして使われており、地域の素材を活かした設計になっています。

おすすめポイント

場内に地元鹿沼の蕎麦処「龍介」と「日光コーヒー」のテイクアウトショップが入っています。温泉で汗を流して、そのまま蕎麦を食べて、テントに戻ってコーヒーを飲む、という動線がすべて徒歩で完結します。

サイトはフリーサイト67区画のほか、電源付き区画サイト、建築家・隈研吾氏とスノーピークが共同開発した「住箱(JYUBAKO)」が4棟あります。設備のクオリティは国内のキャンプ場でもトップクラスの部類に入ります。

注意点

予約はスノーピーク公式システム経由で、通常3か月前の1日から受付開始です。関東圏の週末は予約が取りにくく、平日利用や早めのスケジュール確定が現実的な選択肢になります。

また、スパ全体が毎週水曜定休です。火曜〜水曜にかけて宿泊する場合、水曜の入浴ができないため日程を組む際に注意が必要です。


2. 那須野が原公園オートキャンプ場(栃木・那須塩原市)

栃木県が管理する公営のキャンプ場です。キャンプ利用者専用の温泉「クアルーム」が目視できる距離にあって、入浴料もほぼかかりません。

那須野が原公園オートキャンプ場 画像出典:那須野が原公園(park-tochigi.com)

項目内容
公式サイトpark-tochigi.com/nasunogahara/camp
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温泉施設クアルーム(場内)
泉質アルカリ性単純温泉
入浴料キャンプ利用者ほぼ無料(入湯税のみ)
営業時間15:00〜翌朝8:00(土曜・特定日は夜通し)
トイレ洋式+和式・ウォシュレットあり(場内2か所・24時間・夜道の照明は少なめ)

温泉の特徴

那須野が原公園 クアルーム 画像出典:那須野が原公園(park-tochigi.com)

アルカリ性単純温泉は刺激が少なく、肌の弱い方や子どもにも向いている泉質です。クアルームは2023年にリニューアルしており、公営施設らしくない清潔感があります。

特筆したいのが営業時間です。15:00から翌朝8:00まで使えるので、朝風呂が楽しめます。土曜や繁忙期には夜通し入浴できる日もあるとのこと。夜中に目が覚めて温泉に行く、という過ごし方ができるキャンプ場はなかなかありません。

おすすめポイント

料金面のコスパが際立っています。フリーサイト3,100円、オートサイト5,600円という公営価格に、温泉がほぼ無料でついてきます。場内にはそり滑り、大型遊具、プール、テニスコートなども整備されており、子どもを連れて設営後の移動なしに一日過ごせます。

注意点

予約受付は利用日の6か月前から(電話または公式フォーム)。早めに動く必要があります。

17:00以降は管理員が不在になる日があります。チェックインが遅れる場合は事前の連絡が必要です。ゴミは持ち帰り制なので、長期滞在時はゴミ管理も計画に入れておきましょう。


3. 塩原グリーンビレッジ(栃木・那須塩原市)

塩原温泉郷の入口に位置する、2万5千坪の大型施設です。もともと温泉リゾートとして開発された経緯があり、場内に自家源泉「福の湯」を持っています。

塩原グリーンビレッジ キャンプサイト 画像出典:塩原グリーンビレッジ(shiobara-gv.net)

項目内容
公式サイトshiobara-gv.net
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温泉施設自家源泉「福の湯」(場内)
泉質ナトリウム-塩化物泉
入浴料宿泊者は無料または割引(プランによる)
設備露天風呂・大浴場・貸切家族風呂・ペット専用温泉
トイレ洋式メイン・ウォシュレット・暖房・手洗いお湯あり(場内6か所・24時間)

温泉の特徴

塩原グリーンビレッジ 福の湯 画像出典:塩原グリーンビレッジ(shiobara-gv.net)

ナトリウム-塩化物泉は「熱の湯」とも呼ばれ、入浴後に塩分が皮膚に残ることで体温が逃げにくいのが特徴です。気温が下がる夜のキャンプで入浴すると、テントに戻ってからも体の温かさが持続します。冬季キャンプとの相性がよい泉質です。

設備の幅が広く、貸切家族風呂やペット専用温泉まで用意されています。

おすすめポイント

場内のレストラン「ダ・もん亭」で地元三元豚のトンカツやカレーが食べられます。設営・撤収時の食事を場内で済ませられるので、食材の調達や調理を減らしたい日に助かります。売店の品揃えも充実しており、忘れ物も現地でかなりカバーできます。

注意点

敷地がとても広いため、予約したサイトの位置によっては「福の湯」まで500m程度歩く場合があります。移動を最小化したい方は、予約時に「福の湯に近いサイトを希望」と伝えておくとよいです。

アクセスは東北道・西那須野塩原ICから約25分。雪の季節を除けば運転しやすいルートです。


4. 鬼怒川温泉オートキャンプ場(栃木・日光市)

鬼怒川の渓流沿いに位置し、日光国立公園の特別保護地域に隣接するキャンプ場です。場内に自家源泉「上滝の湯」があり、全サイトから徒歩200〜400mの距離にあります。

鬼怒川温泉オートキャンプ場 画像出典:鬼怒川温泉オートキャンプ場(kinugawa-camp.jp)

項目内容
公式サイトkinugawa-camp.jp
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温泉施設自家源泉「上滝の湯」(場内)
泉質アルカリ性単純温泉
入浴料大人600円・小人400円(宿泊者価格)
営業時間10:00〜20:00前後
トイレ洋式メイン・ウォシュレット完備(場内3〜4か所・24時間・メイン棟は土足厳禁)

温泉の特徴

上滝の湯 案内 画像出典:鬼怒川温泉オートキャンプ場(kinugawa-camp.jp)

アルカリ性単純温泉で、無色透明・肌触りが柔らかい泉質です。鬼怒川のせせらぎを聴きながら入れる露天風呂が評判で、視覚・聴覚でリラックスできる設計になっています。

おすすめポイント

サイトの多くが鬼怒川に面したリバーサイドです。温泉で汗を流した後に、川のそばでゆっくり過ごす時間は、都市部では体験しにくいものがあります。

清掃の徹底やオーナーの管理体制についてGoogleの口コミで4.0以上の評価を継続しており、運営の安定感があります。

注意点

営業時間が10:00〜20:00前後と、他施設と比べて終了が早めです。夕食前の早い時間帯に入浴スケジュールを組むことをおすすめします。

周辺に野生の猿が生息しています。温泉に行っている間に食料をテーブルに出しっぱなしにすると被害に遭う可能性があります。クーラーボックスや車内への収納を徹底しておきましょう。


5. 湯島オートキャンプ場(群馬・みなかみ町)

群馬県のみなかみ町、赤谷川沿いに位置するキャンプ場です。場内に源泉掛け流し(湯を循環させずそのまま浴槽に注ぐ方式)の露天風呂があり、キャンプ利用者は無料で使えます。

湯島オートキャンプ場 画像出典:まんてん星の湯(mantenboshinoyu.com)

項目内容
公式サイトmantenboshinoyu.com/auto.html
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温泉施設場内源泉掛け流し露天風呂
泉質カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(弱アルカリ性)
入浴料キャンプ利用者無料
入浴時間15:00〜20:00(変動あり)
トイレ洋式・ウォシュレットあり(棟数不明・清潔感は口コミで評価が分かれる)

温泉の特徴

湯島オートキャンプ場 源泉掛け流し露天風呂 画像出典:まんてん星の湯(mantenboshinoyu.com)

硫酸塩泉は皮膚の乾燥を防ぎ潤いを与える効果が高いとされる泉質です。源泉掛け流しなので、湯船には常に新鮮な湯が注がれています。

おすすめポイント

キャンプ場のすぐ脇を流れる赤谷川は浅瀬が多く、子どもの川遊びに向いています。川で冷えた体をそのまま徒歩で源泉掛け流しの温泉で温める、という動線がきれいに完結します。

場内の入浴時間が終わった後や、より広い施設を使いたい場合は、徒歩10分ほどの「猿ヶ京温泉 まんてんの湯」という選択肢もあります。

注意点

入浴時間が15:00〜20:00と短めです。設営後はまず温泉、という順番でスケジュールを組んでおくとよいです。


トイレ環境の比較

温泉目当てで選ぶ記事ですが、お腹が弱いソロキャンパーとしてはトイレ環境も外せない確認ポイントです。

施設名棟数洋式ウォシュレット清潔感夜間アクセス特記
スノーピーク鹿沼3か所全室洋式暖房あり・バリアフリー対応
那須野が原公園2か所洋式+和式△道中暗めバリアフリー対応
塩原グリーンビレッジ6か所洋式メイン暖房・手洗いお湯あり
鬼怒川温泉オート3〜4か所洋式メイン(一部和式)○(メイン棟)土足厳禁・パウダーコーナーあり
湯島オートキャンプ不明洋式あり不明公開情報が少なめ

塩原グリーンビレッジは場内6か所という棟数の多さで、混雑時でも並ぶリスクが低いのが強みです。鬼怒川温泉オートキャンプ場の「土足厳禁ルール」は清潔感の維持に直結しており、口コミの評価も安定しています。湯島オートキャンプ場は公開情報が少なく、実際に訪れた口コミでも評価が分かれているため、他の4施設と比べると判断材料が限られます。


まとめ

今回紹介した5施設をまとめます。

施設名都道府県温泉距離入浴料(宿泊者)ひとことメモ
スノーピーク鹿沼栃木場内・徒歩数分別途料金サウナあり・設備は国内トップクラス
那須野が原公園栃木目視距離ほぼ無料朝まで入浴可・コスパ最高
塩原グリーンビレッジ栃木徒歩1〜5分無料〜割引冬キャンプ向き・ペット温泉あり
鬼怒川温泉オート栃木200〜400m600円リバーサイド・安定した清潔感
湯島オートキャンプ場群馬徒歩1〜5分無料源泉掛け流し・川遊びとの動線が◎

設営後に車を動かさなくていい。それだけで、キャンプの夜の過ごし方がぐっと自由になります。この中から気になる施設があれば、ぜひ予約を検討してみてください。

今回の5選には入っていませんが、茨城・守谷にも「徒歩1分で温泉に行けるキャンプ場」を実際に訪問してレビューしています。キャンプ場から歩いて温泉に行きたい方はあわせてどうぞ。

千葉・館山のキャンプマナビスも、場内のセンターハウス3階に源泉掛け流しの露天風呂(大人770円・21時まで)があります。海サイトで太平洋を眺めながら焚き火をして、そのまま温泉へ歩いて行ける動線が作れます。ただし、海サイトからセンターハウスまでは徒歩8分ほどあるため、近さを重視する方は注意が必要です。実際に訪問したレビューはこちら。


※本記事はAIによるDeepResearchの調査結果をもとに筆者が編集・加筆した内容です。内容に誤りがあった場合はぜひご報告ください。