【レビュー】TOKYO CRAFTS ナイトローバー 2P|「さっとキャンプ」の相棒に最高の一本を手に入れた
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ずっと気になっていたテントって、ありますか。
私にとって TOKYO CRAFTS のナイトローバーがそれでした。コンパクトなのに前室がしっかりある、設営が楽、見た目もカッコイイ。でも昨今の物価高は容赦なくて、価格改定のたびに「買うか……いや、まだいいか……」を繰り返していました。
そんな私が購入に踏み切ったのは、2026年3月のTOKYO CRAFTSのイベント会場。アウトレット品として並んでいたナイトローバーを前に、スタッフの方の熱心な説明(と後押し)もあって、気づいたらレジ前に立っていました。
(ついでにテンビTCも購入したのは、まあ、置いておきましょう。誰か助けて)
この記事は、初めてナイトローバーをキャンプで使ってみた初回レビューです。購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。

基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| テントタイプ | 自立式ドームテント(3本クロスフレーム) |
| 使用時サイズ | W235 × D300 × H120 cm |
| 収納サイズ | W49 × D16.5 × H16 cm |
| 総重量 | 約3,620g |
| フライ素材 | 20Dナイロンリップストップ PU/シリコン |
| インナー素材 | 68Dポリエステル / 底部40Dナイロン |
| 耐水圧 | 2,000mm(フライ・フロア) |
| ポール素材 | アルミニウム(A7001)φ9.5mm |
| 対応人数 | 1〜2名 |
| 付属品 | インナーテント、Y字型アルミペグ×14本、ロープ×12本、リペアポール×1、予備ポール1節×1、収納ケース |
| 定価(税込) | ¥39,600 |
グランドシートは別売り(¥4,950)です。地べたスタイルや前室の活用を考えている方には、一緒に揃えることをおすすめします。
なぜナイトローバーを選んだか
大きめのテントはすでに持っていて、好きなギアを並べて快適な空間を作るキャンプは長年の楽しみです。ただ、気軽にさっと出かけたい日には少し大げさすぎる。そんな理由でコンパクトな軽量テントを探していました。
候補はいろいろありましたが、ナイトローバーは「ソロでも使えてデュオもできる」「インナーテントが最初から付いている」「設営が楽そう」という点が刺さっていて、かなり前から気になっていた一本でした。
とはいえ購入を後押ししたのは正直アウトレット品の存在で、欲しいと思っていたタイミングにちょうどよい価格で出会えたのが決め手です。
ひとつ前置きをしておくと、私のキャンプは基本的に車での移動が前提です。ナイトローバーは軽量コンパクトとはいえ、総重量は約3.6kg。山岳テントやUL(ウルトラライト)系のテントとは方向性が異なります。公式コンセプトの「2人がちょうど心地よく、1人なら少し贅沢」というのがすべてを言い表していて、担いで山を歩くようなテントではありません。
イベント会場でスタッフの方が「試しに登山に持っていったら重すぎた」とおっしゃっていて、そのひと言が印象深かったです。車でキャンプに行く分には問題のない重量ですが、バックパッキング目的の方には向きません。
設営・撤収
設営は5分。ただしポールの種類には注意
設営はとにかく楽です。フレームは3本構成で、スリーブに通してクロスさせれば自立します。実測で5分もあれば完成します。
ひとつだけ注意しておきたいのが、ポールに種類があること。通すスリーブを間違えると、「なんかポールが長すぎてグロメットに入らないな……」という状況になります。私は初張りで説明を読まずに組み立てて、まんまとやらかしました。慣れないうちは必ず手順を確認しながら組むことをおすすめします。

インナーテントは吊り下げ式で、フライに取り付けたまま設営・撤収ができます。雨天時でもインナーが濡れにくい構造なのは、実際に雨の中で使ってみてありがたかったです。

撤収は「ほぼ考えなくていい」レベル
撤収も難しいことは何もなく、ポールを外して畳むだけです。
オプションのグランドシートをバックルでフライに取り付けておくと、インナー+グランドシートをつけたまま収納袋に入れることができます。ただし袋がギリギリになるので、適当に丸めると入りません。「そこそこちゃんと畳む」ことが必要です。

逆に、インナーとグランドシートをバラして収納する場合は袋に余裕があるので、そこまで神経質にならなくて大丈夫でした。
いつもの大きめテントとギアをたくさん並べたときの撤収を思い出して、「あれ?もう終わり?」と困惑したほどでした。ちょっと癖になりそうです。
居住性
ソロなら「少し贅沢」なくらいの広さ
今回は地べたスタイルで使用しました。別売りのグランドシートを敷いて、座椅子を合わせたスタイルです。
広さはソロなら十分すぎるくらい。荷物を置いても寝るスペースに余裕があって、窮屈さは感じませんでした。2名用として設計されていますが、ソロで使うと「少し贅沢な空間」という感じで、これは公式コンセプトの「1人なら少し贅沢に」そのままです。
前後にドアがある構造なので、片側を出入り口、もう片側を荷物置きと使い分けられます。この設計は実際に使ってみて便利だと感じました。

テーブル選びに意外な発見
地べたスタイルのテーブルに何を使うか少し悩みましたが、TOKYO CRAFTSのコサイドテーブルがサイズ感的にちょうどよかったです。
意外だったのは、ヘリノックスのタクティカルテーブル+fixtackの天板の組み合わせも、地べたの高さに意外とぴったり合ったこと。地べたスタイル用に新しくテーブルを買わなくて済んだのは素直に嬉しかったです。
室内高は最大110cmで、四つん這いで動くぶんには問題ありません。立ち上がって着替えるといったことはできませんが、地べたでのんびり過ごすには十分な高さです。
耐候性
初日から雨。浸水はなかったが…
今回の使用キャンプ場はゴールドマウンテンで、初日から雨というコンディションでした。
フライシートの耐水圧は2,000mm。雨の中でもフライの浸水はなく、インナー内部は問題なく乾いた状態を保てていました。
ただ、気になったのはグランドシートへの雨水の流れ込みです。テントサイドから水がグランドシートの上に流れてきました。テントの張り方やペグダウンの調整で改善できそうではありますが、雨が強い日は少し注意が必要だと感じました。フライ自体の性能ではなく、設置方法の問題だと思うので、慣れてくれば対処できると思っています。
背が低い(H120cm)設計なので、風には強そうな印象でした。
気になる点・デメリット
率直に言うと、今回気になったのは雨天時のグランドシートへの水の流れ込みだけでした。グランドシートを使う地べたスタイルでは特に意識しておく必要があるポイントです。
もう一点、跳ね上げ用のキャノピーポールは付属していません。入り口を跳ね上げてタープ代わりに使うシーンが想定できる方は、別途キャノピーポール(¥4,950)を揃えておくと使い方の幅が広がります。

このテントの特徴・感動ポイント
持ち出すハードルが段違いに低い
ナイトローバーの最大の魅力は、持ち出すまでの気持ちの軽さだと思っています。
設営5分、収納は小さい、インナーごと片付けられる。「今週末キャンプに行こう」と思ってから準備にかかる気持ちの重さが、他のテントと比べて段違いで軽いです。
地べたスタイルと焚き火の相性がいい
このテントでどうしてもやりたかったのが地べたスタイルです。目線が低くなるぶん、焚き火との距離がぐっと近くなります。
いつもの「好きなギアを並べて快適な空間を作るキャンプ」とはまた違う、必要最低限のギアで焚き火を眺めるキャンプ。そこで「こういうのがいいんだよな」と思えた瞬間がありました。
ナイトローバーはその「さっとキャンプ」の相棒として、これから出番が増えそうなテントです。
総合採点
| 項目 | 点数 | コメント |
|---|---|---|
| 設営・撤収のしやすさ | ★5/5 | ポール3本のみ、インナー+グランドシートつけたまま撤収可能。これ以上楽にはならない |
| 居住性 | ★4/5 | ギアを並べて広々とした使い方には向かないが、ソロでコンパクトに使うには十分な広さ。寝るときの窮屈さもなし |
| 耐候性 | ★4/5 | 背が低く風には強そう。雨はグランドシートへの流れ込みがあったので設置方法に注意が必要 |
| コスパ | ★4.5/5 | 圧倒的に安いわけではないが、インナーテント付きでこの価格はコスパ抜群 |
| デザイン | ★5/5 | ブラック・グレーともにカッコイイ。上から見ると不思議な形をしているのも好き |
| 総合 | ★4.5/5 | — |
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TOKYO CRAFTS ナイトローバー 2P
まとめ
ソロキャンプに気軽に持ち出せる軽量テントを探しているなら、ナイトローバー 2P は有力な選択肢になると思います。
設営の手軽さ、コンパクトな収納、インナーテント標準付属、地べたスタイルとの相性の良さ——「さっとキャンプ」に連れ出したくなる要素が揃っています。

今回は初回使用のレビューです。使い続けたらまた追記します。