HowTo

AIとキャンプブログを書き上げる「楽しさと 難しさと もどかしい回答」

皆様こんにちは、こんばんは。 なんとなくブログを書こうとぼんやりしてたときに「恋しさと せつなさと 心強さと」というフレーズを思い出したので、タイトルもそれっぽくなりました。え?全然それっぽくない?聞こえません。

さて今回は久々のAIゼロの記事となります。 誤字脱字等々あるかもしれませんがそれが人力の 「良さと悪さと醍醐味なのです」。

ではいってみましょう。

そもそもAIと記事を書いててどうなの?

キャンプブログに限らずAIに記事を執筆させて楽したいと考えた事があるのではないでしょうか? 私もラクしたいと考えた一人です。

最初はGemini、たまに浮気してChatGPTに記事を執筆させたりしていました。

ところがです。今振り返ってみると「楽になったか?」と言われるとそれほど楽にはなっていなかったように思います。

楽にならないAIとの執筆

もちろん、カスタマイズできるようになれば執筆ルールなどを作ったり、それこそAIとともに効率化のためのやりとりを日夜繰り返してきました。

しかし、「楽にならない」。マシにはなるものの楽にはならない。

本ブログの記事を書き直したのは2回や3回じゃございません。 毎週のようにAIの回答にダメ出しする。繰り返す見当違いの回答に対してブチギレる私。 今思えば相当キレ散らかしAIを罵倒しまくりました。

ごめんAIたち。でもさ、当然のようにルール無視してくるのはだめでしょ。 全然だめだめなのに何度も繰り返す「完全版」。完全版ver10ってもうそれ完全じゃないよ。。 キレ散らかすのはよくないけど、すぐに完全版や完成版って言うのはほんとによくないと思うんだ。

キャンプブログはどうだったのか?

それでもまあ特定の事、対象に絞ったDeepResearchの結果を元に書かせればそれなりにマシな回答を得られてました。 でもね、肝心のキャンプ記事は本当にだめでした。。

手持ちのテントのタイプごとにDeepResearchさせてそれぞれの特徴を記事にしようと思った時があったんですが、なんとシェルターG系テントの説明でワンポールで立ち上がるって調査結果出してきたんですよ。。調査レポートを読み進めれば出るわ出るわハルシネーションの雨あられ。。

最初は修正してましたが5個修正した時点で没にしました。

それならばと、私がギアの使用感をメモしてAIに渡して書かせてみたら、一言もメモに書いてない「最高!」「感動的」「唯一無二」みたいな表現を繰り返した記事を書いて、これが「完全版です!!(ドヤ!!!!!!!!!)」って何回訂正しても言ってくる。 挙句の果てには利用シーンを捏造してギアの本質とズレた感想を書いてくる始末。。

あれ。。これは自分で書いたほうが早くね?

もうその頃には記事を10本以上書いてました。 AI罵倒記事執筆スタイルでそれだけの記事を書いて得たものは多大な苛立ちと焦燥感でした。

復活のキャンプブロガー 〜 現在のAI執筆スタイル〜

めちゃくちゃ前置きが長くなりましたが、そんな失意の中からどうやってAI執筆スタイルで復活したのか、懲りずにAIと執筆を続けているのかを書きます。

Claudeとの邂逅

最初Claudeも最初に触ったときはGeminiやChatGPTと大して変わらんなと思いました。 私はエンジニア(今は中間管理職となりエンジニアの魂を捨ててますが)なのでコード書くときは比較的いい感じだなと思いましたが、執筆させてみても他のAIやモデルと大差ない印象です。

いま相棒として選んだClaudeですが、そのときはまだ無気力Geminiを罵倒しながら記事を書いてました。(Geminiごめんよ)

Claude Codeになって再会

出会いはふとした瞬間に、たまたまClaude Codeいいぜっていうのをチームの会合で部下たちから聞きました。エンジニアの魂をなくした私は新しいものに飛びついて試すこともせず、なんとなくええんやと聞いてました。

転機!Proプランの契約!

そんなダメダメな私ですが、転機が訪れます。 それまで契約していたGoogleビジネスプランの見直しです。ビジネスプランで契約してたんですが、プライベートアカウントのGoogle フォトの容量が足りないのにビジネスのPhotoと共有できないだとか、意外とビジネスのGoogle Workspace使わんだとか、まあなんだかんだ理由があってビジネスいらんなってなりました。

そんなこんなでAIのプランも見直そうとしたときに、Claude Codeええでっていってたのを思い出したんです。

AIプランの比較

各サービスの個人向けプランを比較してみました(2026年4月時点・税抜)。

無料プラン

サービスプラン名主な特徴
ClaudeFree基本チャット・ウェブ検索・拡張思考。Claude Code不可
ChatGPTFreeGPT-5.2限定アクセス・Deep Research上限あり
Google無料Gemini 2.5 Flash・15GBストレージ

月額¥1,200〜3,000帯(メインの比較対象)

サービスプラン名月額主な特徴
GoogleAI Plus¥1,200Gemini 3.1 Pro・200GB・AIクレジット200/月
ChatGPTGo¥1,400GPT-5.2拡張アクセス。広告表示あり
GoogleAI Pro¥2,900Gemini 3.1 Pro拡張・5TB・AIクレジット1,000/月・Workspace連携
ChatGPTPlus¥3,000高度な推論モデル・Codex・Sora動画生成
ClaudePro$20(≒¥3,000)Claude Code・Cowork・Research・複数モデル利用可

月額¥15,000〜帯(ヘビーユーザー向け)

サービスプラン名月額主な特徴
ClaudeMax 5x$100(≒¥15,000)Proの5倍利用量・先行アクセス・優先利用
ChatGPTPro¥30,000GPT-5.4 Pro推論・ほぼ無制限利用
ClaudeMax 20x$200(≒¥30,000)Proの20倍利用量
GoogleAI Ultra¥36,400Deep Think・30TB・AIクレジット25,000/月・YouTube Premium付き

※ Claudeはドル決済のため為替レートにより変動(1ドル≒150円で換算) ※ 2026年4月時点の情報。税抜表示

Googleならストレージ容量とかGoogle Workspace連携ができてかなりオトクなプランでしたが、どうしても罵倒しまくって虚無になった執筆の経験が呼び起こされて踏み切れず、いいって聞いてたし最近使ってる人が多くなってるClaudeのProプランに踏み切りました。

Claudeのメリット

Claudeにした最大の理由は(流されただけじゃないのかよというのは置いといて)、「Claude Code」です。 Claude Codeはソースコードをいじっていい感じにAIとコーディングができます(語彙力…)。 ということはプロジェクトとして各種レビューに対して構造化した執筆ルールが書けるのではないかと考えました。

Geminiなどのチャット型のAIの弱点は「文脈やルールを引き継げない」ことです。もちろんチャット内では引き継げますが、チャットをまたいでは引き継げません。同一チャット内でもやりとりが長くなると急に記憶喪失になります。 カスタマイズ機能も増えましたが、まあ忘れる。

外部ファイルに記憶やルールを移せるClaude Code

それに対してClaude CodeはCLAUDE.mdという共通ルールを外部ファイルに書き出して参照させることができます。他にも書く工程に特化したSkillsを作成したりrulesも作成することができます。これのいいところはメモリ上に保持しているわけではなく外部ファイルだということです。 たまの記憶喪失はありますが、参照してくれといえば参照してくれます。

これによって何回も同じことを言わなくて良くなります。

Claude Codeのプロジェクト構成

Claude Code 構成執筆フロー

そしてなんやかんやと記事を何本か書いて最適化を進めているいまのプロジェクト構成がこちら。

camp-blog/
├── articles/                        # 記事原稿(カテゴリ別、index.md + log.md)
│   ├── gear-review/                 # ギアレビュー
│   ├── tent-review/                 # テントレビュー
│   ├── campsite-review/             # キャンプ場レビュー
│   ├── gear-research/               # ギアリサーチ(購入検討系)
│   ├── recipe/                      # キャンプ飯レシピ
│   ├── howto/                       # ノウハウ・テクニック
│   └── roundup/                     # まとめ記事
├── astro/                           # Astroプロジェクト(フロントエンド)
│   └── public/                      # 静的アセット(eyecatch/・images/・OGP等)
├── skills/                          # Claude向けワークフロー・スキル定義
│   ├── new-article.md               # 新規記事作成手順
│   ├── review.md                    # セルフレビュー
│   ├── log.md                       # ログ記録ルール
│   ├── seo.md                       # SEOチェック
│   ├── affiliate.md                 # アフィリエイト運用
│   ├── research.md                  # リサーチ情報の受け取り
│   ├── memo.md                      # 現地メモの解釈
│   ├── save-images.md               # 画像保存手順
│   ├── retrospective.md             # 振り返り・ルール更新
│   ├── performance.md               # パフォーマンスチューニング
│   ├── astro.md                     # Astro固有の注意点
│   ├── gear-review/                 # ギアレビュー用ワークフロー(step1〜3, review)
│   ├── tent-review/                 # テントレビュー用ワークフロー(step1〜3, review)
│   ├── campsite-review/             # キャンプ場レビュー用ワークフロー(phase1〜4, review)
│   └── gear-research/               # ギアリサーチ用ワークフロー(step1〜3, review)
├── scripts/
│   └── dev.sh                       # 開発サーバー起動スクリプト
├── .github/workflows/
│   └── deploy.yml                   # CI(pushでビルド確認)
└── CLAUDE.md                        # 共通執筆ルール(全カテゴリ横断)

以下のような観点でプロジェクトを作ってます。

  • ルートのCLAUDE.mdに共通の処理
  • レビューするカテゴリを分けて、それぞれ特化した指示
  • Skillsには各工程で参照すべき指示を分散しトークンを節約

今回はプロジェクトについて詳しく話す記事じゃないので細かいところは割愛。

プロジェクト化でどうなったか

構築した初期こそ何だそれは!?みたいな回答を繰り返していたものの、記事を一つ書くたびに都度振り返りを行い最適化を進めた結果、最終レビューで多少手直しするくらいで私のメモの意図や写真の配置、場合によっては公式サイトのリサーチもやってくれるようになりました。

引き続き細かな指摘はあるものの、振り返りによってその数も減ってきています。

なによりファイルに記録することによって物忘れが少なくなったのがいいですね。

まとめ

というわけでいまのところ相棒として良さそうだなという結論に達しました。 さて最後はここまでの書きっぷりをAIにまとめていただきましょう! こういった記事はSkillも作ってないのでほぼ素のAIのまとめがみれるでしょう。

ここまでの内容をまとめると、こんな感じです。

  • AIに記事を丸投げしても楽にはならない:ルール無視、ハルシネーション、謎の「完全版」連呼…結局、人間側の修正コストが膨大になる
  • チャット型AIの限界は「文脈が引き継げない」こと:セッションをまたぐと記憶喪失。同じ指摘を何度もするストレスは計り知れない
  • Claude Codeのプロジェクト構成が転機に:外部ファイルにルールやスキルを書き出すことで、AIの物忘れ問題を大幅に軽減できた
  • 振り返りの積み重ねが品質を上げる:1記事ごとにフィードバックを反映し続けた結果、レビュー時の手直しが減ってきている

AIとの執筆は「魔法の杖」ではなく「育てるもの」。手間はかかりますが、プロジェクトとして構造化すれば着実に良くなっていきます。

…と、まあAIらしく綺麗にまとめましたが、実際のところは筆者が日々キレ散らかしながら最適化した血と涙の結晶です。