急遽キャンプに行くことになって探してみたら、どこも全然空いていない。そんななか、たまたま見つけたのが 茨城県鹿嶋市のHAOLE SURF RESORT でした。
私の出身は千葉県香取市で、鹿嶋市は何回か行ったことがあります! といっても、鹿嶋は20代の頃に車で走っていた記憶くらい。こうやってキャンプに来るのは初めてです。
泊まってみると、一言でいえば 星空と波の音を楽しむキャンプ場 でした。
設備のレビューと、1泊の滞在記をまとめてみました。

HAOLE SURF RESORTはこんなキャンプ場
茨城県鹿嶋市の海沿いにある、1日1組限定の貸切キャンプ場です。

- 1日1組限定の貸切。 今回は大人2人・1泊で6,000円でした。貸切で2人6,000円は安いです
- 海はすぐそこ。 静かで、聞こえるのは波の音です
- 夜空がとてもきれい。 夜は街灯が少しあるくらいです
- 海から昇る朝日。 朝は堤防に腰掛けて見ました
- オーナーさんからの、地元のおすすめ情報。 今回は前日のメールで教えていただきました

腹痛キャンパーとして気になったのはトイレです。こちらは「各設備レビュー」に書きました。
キャンプ場の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | HAOLE SURF RESORT |
| 所在地 | 茨城県鹿嶋市角折2338 |
| 営業 | 通年営業・定休日なし |
| サイト | フリーサイト(1日1組限定の貸切・約300坪) |
| チェックイン | 13:00〜20:00 |
| チェックアウト | 11:00 |
| アクセス | 東関東自動車道 潮来ICから車で25分 |
| 設備 | AC電源・Wi-Fi・室内温水シャワー・屋外水シャワー・洗い場・炭捨て場 |
| ルール | 直火OK・花火OK・ペットOK・車の乗り入れ可 |
| 予約方法 | なっぷ |
※なっぷの掲載情報をもとにしています。
利用料金
今回は土曜日の宿泊で、大人2人6,000円でした。
支払いはなっぷで事前にカード決済しました。現地払いにした場合は、現地にあるPayPayのQRコードから支払います。
各設備レビュー
トイレ × 要注意
お腹が弱いキャンパーとして、「キャンプ場のトイレ」を独自の基準で採点しています。
| 項目 | 点数 | コメント |
|---|---|---|
| 多さ | ★2/5 | 小便器は1つで、故障していて使えず。個室も1つ。1日1組のキャンプ場なので、大人数で来なければ大丈夫 |
| 清潔さ | ★2.5/5 | 清掃はされているが、年季の入った公衆トイレ |
| 設備 | ★1/5 | 小便器は故障中、個室は和式 |
| 総合 | ★2/5 | 厳しいトイレ。私のように気にする方は注意が必要 |
トイレは場内にありません。使うのは、海沿いにある公衆トイレです。


なっぷの予約ページには「あえてトイレまでは距離(200m)があります。海辺の綺麗な道を歩いて下さい。」と書かれています。
倉庫に貼ってある案内には「海に出たら右です。」とあり、地図には公衆トイレまで歩いて3分と表示されています。「自転車やスケボー等で行くのもありです」とも書かれていました。私は歩いて行きました。
行ってみると、小便器は壊れていて使えず、個室は和式がひとつ。清掃はされていますが、年季の入った公衆トイレです。これはしんどかったです。
トイレへの海沿いの道は最初に街灯がある他は全く明かりがないので星がきれいに見えます。流れ星も見えました。
ただ、トイレにも電気がついていませんでした。これは怖かったです。

オーナーさんの案内にも、夜はランタンなどを持っていくようにとありました。明かりは忘れずに持っていくことをおすすめします。
サイト
なっぷによると広さは約300坪。車はそのままサイトに乗り入れできます。


傾斜があり、草が伸びている箇所もあります。真ん中には焚き火用のレンガが組まれているので、テントを張れる場所はある程度限られます。

なっぷには「直火OK」とありますが、直火ができるのはおそらくこのレンガのところだけだと思います。私は焚き火台を使いました。
水回り
水道は井戸水です。海が近いので鉄分が多いとのことで、飲み水の準備をお願いしますと事前に案内がありました。
実際に使ってみると、洗い場は排水口が詰まっていて、水も出し始めは濁っていました。飲料水は多めに持っていくことをおすすめします。
シャワーは室内の温水シャワーと屋外の水シャワーがありますが、私は使っていません。色々気にしてしまうタイプなので、今回は見送りました。
オーナーさんによると、設備は海に近いのですぐ錆びてしまうとのことです。
その他設備・ルール
受付やチェックインの手続きはありませんでした。そのまま入って設営していいよ、とのことだったので、そのまま設営を始めました。
オーナーさんとはメールでやり取りできるので、気になることは事前に確認しておくとよさそうです。現地では、自転車を修理して持ってきてくれたときにお会いしました。
Wi-Fiがあり、ネット環境は問題ありませんでした。 AC電源もあります。
レンタルの自転車とスケートボードもありますが、今回は使っていません。
夜の過ごし方にはルールがあります。近くにお住まいの方がいるので、バーベキューなどは21時半まで。22時以降はテント内で静かに過ごします。ゴミは持ち帰りです。
周辺情報
買い出し:
| 施設名 | 特徴 |
|---|---|
| カスミ 鹿嶋スタジアム店 | 9:00〜21:45。コメリなども含めて色々なお店があります |
| セイミヤ 鹿島東店 | 9:00〜21:00。セイミヤは、香取市にいた頃によく使っていたスーパーです |
| 道の駅いたこ | 9:00〜19:00。潮来ICから800m。待ち合わせと、帰りのトイレや飲み物の補充に使いました |
今回の買い出しはカスミの鹿嶋スタジアム店です。カスミのほかに、コメリなどのお店も集まっています。
道の駅いたこには、食堂の「レストランおふくろ亭」(7:00〜17:00)も併設されています。好きなおかずを選んでレジで精算する、カフェテリア方式です。
公式サイトによると、お米は潮来市産のコシヒカリで、お惣菜にも潮来産・茨城県産の食材を使っています。お惣菜が揃う11:00からがランチタイムで、キャベツメンチやサバ煮、季節の野菜を使ったお惣菜が並ぶとのことです。次回はぜひ利用したいです。


温泉:
| 施設名 | 特徴 |
|---|---|
| 鹿島ハイツスポーツプラザ | オーナーさんのおすすめ。キャンプ場から車で約11分。温泉情報サイトでは、日帰り入浴は12:00〜23:00となっていました。金〜日曜や祝日などは宿泊者の貸切時間があるとのことです |
| とっぷ・さんて大洋 | オーナーさんのおすすめですが、お風呂は2026年7月18日から当面の間休業中 |
温泉には入っていません。周辺の施設は入れる時間が遅かったり閉まっていたりで、諦めました。営業時間は変わることがあるので、行く前に各施設へ確認することをおすすめします。
オーナーさんおすすめのお店を調べてみました
今回はどこにも寄れなかったので、教えていただいたお店をあとから調べてみました。キャンプ場からの車での時間はGoogleマップで調べたもの、営業時間などは2026年10月に調べた時点のものです。
キャンプ場と、教えていただいた場所の位置関係は、Googleマップでまとめて見られます。
鹿嶋市宮中にある居酒屋で、キャンプ場から車で約15分です。Googleマップでは、人気メニューとして刺身盛り合わせの海鮮丼が挙がっています。
鹿嶋市のふるさと納税の紹介ページによると、鹿嶋市内の畑でとれた野菜、那珂湊で仕入れた魚の刺身や煮付け、かしまし豚や常陸牛の肉料理が楽しめるとのことです。
土日は11:30〜21:00の通し営業、水〜金は昼(11:30〜14:00)と夜(17:00〜21:00)に分かれていて、月・火曜が定休日です。
教えていただいたなかで、いちばん気になったお店です。
東京発祥のニューヨークスタイルのカフェで、鹿嶋のお店は2021年1月にオープンした茨城の1号店。ベーカリーも併設しています。キャンプ場からは車で約16分です。名物は、ふわふわのスフレパンケーキと、やわらかい食パン「100 one hundred(ワンハンドレッド)」です。この食パンは、小麦粉100に対して水分100で作っているとのこと。
- 所在地:茨城県鹿嶋市宮中223-1
- 営業時間:9:30〜18:00
参考:運営会社のプレスリリース
鉾田市にある農園で、キャンプ場から車で約16分です。メロン、いちご、さつまいもなどを育てていて、日本農業賞の大賞と内閣総理大臣賞を受賞しています。
公式サイトによると、園内には直売所、カフェの「パティスリー ル フカサク」、焼いているところが見られるバウムクーヘン専門店、ジェラート工房があります。直売所には、2026年6月にメロンソフトなどのテイクアウト専門コーナーもできています。
直売所は9:00〜17:00。カフェの「ル・フカサク」は9:30〜17:00で、9〜11月は水曜がお休みです。
参考:深作農園 店舗案内
鹿嶋市和にある、てづくりパンのお店です。キャンプ場から車で約5分と、教えていただいたなかでいちばん近いお店でした。低温長時間発酵で、パン生地に添加物を使っていないとのこと。天然酵母の食パンや、食物繊維たっぷりの大麦パンがあります。営業は9:00〜14:00で、売り切れ次第閉店。月・火曜が定休日です。屋根つきのウッドテラスもあります。
参考:わたぼうし 公式サイト
海鮮丼にパンケーキ、パンとソフトクリーム。気になるので、次はぜひ寄りたいです。
まとめ・総評
よかったところ
- 1日1組限定の貸切で、今回は2人6,000円
- 海はすぐそこ。静かで、波の音が聞こえる
- 夜空も、海から昇る朝日もきれい
行く前に知っておきたいこと
- トイレは場内になく、歩いて3分の公衆トイレ。個室は和式がひとつで、夜は明かりが必要
- 水道は井戸水。飲料水は多めに持っていく
- サイトには傾斜があり、真ん中にレンガの焚き火場があるので、テントを張れる場所はある程度限られる
- 訪問した日は風が強く、テントを風上に立てて風を防ぎながら焚き火をした
トイレ以外は、また来たいと思えるキャンプ場でした。
貸切で静かに過ごしたい方、波の音と星空を楽しみたい方には向いています。私のようにトイレを気にする方は、「トイレ」の章を読んでから検討してみてください。
滞在記:10月・HAOLE SURF RESORTの1泊
前日|オーナーさんから届いた、地元のおすすめ情報
訪問の前日、オーナーさんから利用案内のメールが届きました。夜の過ごし方のルールや、水道が井戸水であることなど、準備に関わることが事前にわかります。
続けてもう1通。こちらでは、地元のおすすめ情報を教えていただきました。
- 朝は早起きをして、海から上がる朝日を見てほしい。日の出は5時40分ごろ
- 温泉ならトップサンテ(とっぷ・さんて大洋)。ただ、いまは閉鎖中だと思うので、鹿島ハイツも素敵な温泉
- 海鮮丼ならウツギ酔賓店、パンケーキはEDW鹿嶋(Espresso D Works 鹿島)、ソフトクリームは深作農園、手作りパンならわたぼうし
このなかで、パンケーキのEspresso D Works 鹿島は、調べてみて寄りたい候補に入れました。
Day1|初張りのテンビTCと、波の音をBGMにした焚き火
今回は大学時代の後輩と2人です。道の駅いたこで待ち合わせて、カスミの鹿嶋スタジアム店で買い出しをしました。

キャンプ場に着いたら、設営より先にまず寿司。イスだけ出して、カスミで買った寿司を食べました。
そのあと設営です。今回のテントはテンビTC。じつは今回が初張りで、これに苦労しました。
TC生地のせいか、ポールの通りが若干悪い。そして予想どおり、ブリッジポールがめちゃくちゃ長い。最後に立ち上げるとき、そのポールが車に当たりました。
やめてくれーーー!!!
膝から崩れ落ちました。

風が強かったので、テントは風上に立てています。

立ててしまえば素晴らしいテントで、中もとても広いです。ブラックのTC生地は日光を完全に遮断して、中は真っ暗。そのぶん、テンビのウリである天窓を開けたときの感動が高まりました。


テンビTCのことは、別の記事でくわしくレビューします。
海はすぐそこです。なっぷには「海まで10秒!」とあります。サイトを出ると、すぐに海へ続く道です。


海が近いとなぜかワクワクするのは私だけでしょうか?眺めてるだけでなんかいいですよね。
なっぷの紹介文は「波の音と小鳥の声しか聞こえない」。これは実際にそうでした。静かで、波の音はなかなかすごかったです。

夜は、カスミで買った常陸牛と、後輩が作ってきてくれたポトフ。
常陸牛はマルチグリドルで焼いて、味付けはおなじみのほりにし。脂が多くて、とろけるような肉でした。
美味しかったのですが、おっさん2人にはなかなか重い。結局、2パック買ったうちの1パック分しか食べられませんでした。

風上に立てたテントで風を防ぎながら、焚き火をしました。夜も思ったほど気温は下がらず、20℃くらいです。
大学時代の後輩とのキャンプなので、思い出話に花が咲きます。最近の話もして、話題が尽きませんでした。後輩はお酒が飲めないので、ジンジャエールと水で語らう夜です。


波の音をBGMに、焚き火の炎を眺めながら過ごす時間がよかったです。
トイレに行くときに見上げた夜空は、都会じゃ見られないほど星が見えて、しばらく見上げていました。


夜中に小腹がすいて、カップ麺を食べました。
トイレがアレだったので控えめに。

Day2|5時40分、堤防で見た朝日と、朝ごはんのホットドッグ
朝方は17℃でした。
5時台に起きられるかわからなかったのですが、後輩が起きた物音で目が覚めました。ちょうどトイレに行きたかったこともあって、起きられました。
本当はコーヒーを淹れてから朝日を見るつもりでした。ところが空はもう明るくなってきていて、時間的にもトイレ的にもあまり猶予がない。そのまま出発です。


トイレをすませて、堤防に腰掛けて朝日が昇るのを待ちました。
5時40分ごろ。本当にあっという間に、太陽が姿を現しました。

朝日に照らされる海はきれいでした。水平線の日の出を見られたのは数年ぶりです。素直に感動しました。

荒んだおっさんたちの心にも響くものがあるのだなと思った(笑)
朝日を見てから、コーヒーを淹れました。
朝ごはんはホットドッグです。バターでパンを焼いて、ソーセージをほりにしで焼き、ケチャップと玉ねぎソースで食べました。
これは定番メニューになりそう。

撤収は、かなりのんびり。テンビTCは設営のときの轍を踏まないように、2人で片付けました。
ポールを抜くときは、やはり滑りが悪い。ナイロンのテントのようにスッとは、どうしても抜けませんでした。
そういえばTC生地、久しぶりだ。
ポールを抜くところをなんとかすれば、すんなり撤収できました。ゴミは持ち帰りなので、そこは注意です。
温泉に入れず汗臭いままだったので、カフェは諦めました。帰りはまた道の駅いたこに寄って、トイレやら飲み物の補充やらをして解散!またキャンプに行くことを約束しました。
星空と波の音、それに朝日。また来たいと思える1泊でした。
トイレさえなんとかしてくれれば。。。